Pres. HOSODA MESSAGE
社会が大きく変質し停滞している。そのうえ、目指すものが見えないままに漂流しながら、第二の脱近代へと突き進もうとしている。この状況において、ただ社会の表層だけを見て、盲目的に追従するだけでは、社会の真の要請に対して何も応えることはできないだろう。社会に生きる自らの姿勢が強く問われるのが現代という時代だ。都市や建築を生みだす建築家の姿勢にはさらに厳しい目が向けられる。その存在はいままさに岐路にある。