Pres. HOSODA MESSAGE
行きすぎた経済至上主義の中で建築界が翻弄されている。それは建築界だけではない。さまざまな分野で目標なき漂流が多発する状況には危機感を感じざるを得ない。こうした危機において建築家に求められるのは、何よりも構想力とそれに基づいた共鳴を得る力である。グローバル社会では全てが同時多発的に、並列的に課題が発生する。建築家こそ、構想力を用いてこうした課題に立ち向かうことができる存在とならねばならない。