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(日本語) 弊社が設計を担当した作品が3つの賞を受賞いたしました。
弊社が設計を手掛けた作品が3つの賞を受賞いたしました。
第23回緑化技術コンクール
世田谷区立保健医療福祉総合センター
世田谷区の閑静な住宅地の中に立つ健診などを行なう施設です。隣接する「東京リハビリテーションセンター世田谷」とともに官民連携により運営される、区の保健医療福祉の拠点です。
公益財団法人都市緑化機構が主催する「第23回緑化技術コンクール」で、栄えある国土交通大臣賞を受賞いたしました。「みどりの丘」や新たに特許を取得した「ジャカゴ樋」、「レインガーデン」など、多様な仕掛けによりグリーンインフラアーキテクチャーとして評価されました。
施設概要
- 名称
- 世田谷区立保健医療福祉総合センター
- 所在地
- 東京都世田谷区
- 用途
- 保健センター、休日診療所、学校など
- 構造
- SRC、S、CFT造 免震構造
- 規模
- 地上5階地下1階
- 延床面積
- 15,485.40㎡
- 竣工
- 2020年2月
グッドデザイン賞
青森市新庁舎
既存庁舎の老朽化に伴い新たに計画されましたが、一度設計が完了した後に、社会情勢の変化に伴い執務空間のみ(窓口機能は別の施設に集約)の施設として方向転換しました。1階のほとんどを市民スペースとしつつ、平面構成などの工夫により増築や改修など将来的な変化にも対応できる庁舎となっています。
グッドデザイン賞 評価コメント
シンプルだが強い都市軸は、日常的な使われ方をすることによって街の構造を常に意識させるものとなり、また防災や市庁舎の拡張性にも寄与する、考え抜かれた配置計画である。また、省エネの観点から導き出された一層二段のポツ窓は、それが一面に展開することによって全面開口とするよりも適度な外部との視線を調整を行いつつ十分な開放性を持たせている点でじつは街との距離感が近いものになっている。「ひらく」ということが必ずしもリテラルに全面開放とするのだけでないというデザインが素晴らしい。
施設概要
- 名称
- 青森市新庁舎
- 所在地
- 青森県青森市
- 用途
- 市庁舎
- 構造
- S、RC造
- 規模
- 地上4階地下1階
- 延床面積
- 6,964.04㎡
(敷地内計 11,497.66㎡)
- 竣工
- 2019年9月
ウッドデザイン賞
山形県立新庄病院
最上二次保健医療圏唯一の中核病院です。地域の安全・安心の象徴となるべく、山の裾野のように広がる安定感が感じられる基壇部と山並みに呼応する水平性を強調した病棟部による構成としました。1階正面、長さ90mにわたるキャノピーにはLVL(単板積層材)を用いるなど、内外装に県産木材を多用し、院内全体を温かみのある仕上としています。
施設概要
- 名称
- 山形県立新庄病院
- 所在地
- 山形県新庄市
- 用途
- 病院
- 構造
- 病院棟/RC造一部S造 エネルギーセンター棟/S造
- 規模
- 病院棟/地上6階 エネルギーセンター棟/地上2階地下1階
- 延床面積
- 28,166.56㎡
(担当部分 26,972.91㎡)
- 竣工
- 2023年7月
写真撮影:川澄・小林研二写真事務所