Transportaton
モビリティの連携による快適な移動と都市活動の両立
1: ストリート×TOD=エリア内のシームレスな移動
TOD拠点とストリートの複合整備の考え方
日比谷通り Multimodal Street
様々なモビリティが複合した
都市交通の背骨
各街区内の通り Shared Street
小型モビリティと徒歩による
コミュニティ街路
広域交通の結節点 TOD
鉄道・BRTからエリアへの
シームレスな人の流れ
都市内の快適な交通環境を構築する上では、エリア全体のモビリティのつながりを考えることが重要です。これからの都市においては、他のエリアとのつながりに加え、エリア内のウォーカブルな環境の構築が求められています。エリア外とつながるTOD 拠点や街路を適切に設定し、エリア内に面的に広がる細街路への交通(特に自家用車)の流入を抑制します。これにより、徒歩やタウンモビリティによるエリア内の移動が安全かつ容易になり、人々の交流も活発化します。また、交通の抑制された通りは沿道の商業やコミュニティの活動の場にも容易に転換が可能となります。
2:人々の交流を生み出すストリート、交通結節点
TOD 拠点やエリア内のストリートは絶えず人が移動してくる場所であり、様々な交流を生み出すには適切な場所でもあります。それぞれの場所に交流のため空間や機能も同時に考えることが重要です。TOD 拠点はエリア外からビジネスや観光目的で来る人が多いため、分散化したオフィス機能や地元店舗のブースを埋め込むことでビジネスや地元の発信に効果的です。大街路は、自動運転によりサービス化した自動車と連携できる拠点を設けることで時間ごとに変わる多彩な活動の展開が可能となります。コミュニティ街路は簡単に道路利用をできる仕組みを整えることで、地域の活動や地元の店舗が積極的に使うようになり、地域の魅力を高めることができます。
TOD
鉄道や地下鉄駅に接続し、エリアへ人を呼び込むMulti-Modal Street
公共交通と歩行者が中心となり、エリア内外の人の流れを作り出すShared Street
歩行者が中心となり、地域の商業やコミュニティ活動の場となる
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